家族とのやり取りで気を付けないといけない事

ST関係

こんにちは。
ながとです。


生活期の仕事をしていると、家族とのやり取りが多くなっていきます。
生活期のリハビリは、家族の協力なくして成立しないと思っています。


そこで大切になってくるのが家族との関係性です。
生活期リハビリを左右する家族とのやり取り・関係性の中で、気を付けた方がいい事を今回話していきます。

家族とのやり取りで気を付けるべき点

在宅生活の場合、セラピストと一緒にいる時間よりも、家族と一緒に過ごす時間の方が長くなっていきます。
(施設に入所している場合は、人ぞれぞれですが、やはりセラピストよりも家族と一緒にいる時間の方が長い利用者さんも多くいます)


家族は、セラピストやナース・ヘルパーよりも、当たり前ですが利用者さんの事をよく知っています。
そして、家族でしか知らない事や家族でしか味わっていない苦労があります。


セラピストは以下の事を気を付けた方がいいのではないかと思っています。

①家族の苦労を理解した上で話をしていく

訪問ヘルパーや訪問看護・通所サービスを利用している方も多いです。
しかし、介護サービスを利用せず、家族が懇親的に介護する家も多くあります。


その家には、家族流の介護の仕方が存在します。
その顔ご方法が、正しくても間違っていても、家族は介護にあたっている事がほとんどです。


リハビリも同じで、家族流のリハビリを行っている事も少なくありません。
その時に気を付けた方がいいのが、家族が行ってる事・苦労を否定してはいけません。


否定してはいけない事は、頭では分かっているとは思います。
しかし、実際家族と会話すると、無意識に家族の意見を否定してしまう事もあります。

私の経験談です。

嚥下障害の利用者さんで、家族は食形態に対して一生懸命用意してくれています。
その苦労を踏まえながら、食形態の変更(少し形を落とす事)を提案したのですが、家族の方が「え・・・」って顔をしました。
慎重に言葉を選んで、なるべく穏便に話をしていたのですが、あんまりいい顔をされませんでした。

家族に、自分の考えを提案をしていく難しさを痛感した出来事でもありました。

家族と自分自身が行っているリハビリについて話をする時は、慎重に言葉を選んで話していく必要があります。
自分が話した内容が、今後家族にどういった影響を与えるのかを考えて話します。

②家族に間違っている事を伝える時は、あえて〇〇経由で言う

上記の内容を矛盾するかもしれません。
上記の内容では、家族の苦労を理解したうえで、リハビリの話を進めていった方がいいです。


しかし、家族が利用者さんに間違った事をしている場合は、セラピストや周りが「間違っている」と指導をする必要があります。


ここの線引きが難しいです。


リハビリや介護に関して細かく間違いを指摘しなくてもいいですが、さすがに「これを行っていたら利用者さんに良くない・・・」という、悪い方向性の家族流のリハビリや介護に関しては、専門職としてはっきりと伝えないといけません。


その時に私が心がけている事は、感情的にならないように話す事です。
淡々と、分かりやすく間違っている事を話します。

例えば、嚥下障害の利用者さんで、食事の形が合っておらずに家族がどんどん普通の食事を出していこうといていた場合

利用者さんの嚥下機能を、家族が分かっているかを再確認しながら、話していきます。
その後に、今の食事の形では、利用者さんの飲み込みに負担がかかっていると話していきます。

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食事形態を変更が可能かどうかの提案していきます。
しかし、食事形態を変更が可能かどうかの提案だけでなく、一緒に代替案を出していきます。

もちろんこれで納得する家族もいれば、納得しない家族もいます。
様々な利用者さんがいるのと同じように、家族も様々です。


どうしても納得しない家族の場合は、セラピストから説明するのではなく、ケアマネージャー・主治医から言ってもらう事にしています。


利用者さんの為になるのなら、もっと上の立場にいるケアマネさんやドクターから言ってもらう事も一つの手段です。
しかし、その時に必要な事があります。


普段からの利用者さんの情報共有が必要です。
細かい情報共有を、普段から行っている事で、家族に提案をしていく際にケアマネさんやドクターから言ってもらいやすくなります。

まとめ。家族と信頼関係が出来ると、利用者さんの為になる

今回は、家族とのやり取りで気を付けた方がいい話でした。

生活期の仕事は、家族とのやり取りが本当に頻回です。
家族が見ている中、一緒にリハビリを進めていくので、自然に家族と利用者さんのリハビリについて、話が多くなります。


家族の方は利用者さんに「良くなってほしい」「ずっと仲良く暮らしていきたい」と考える方が多いです。
(それ以外の目的で一緒に住んでいる家族もいましたが・・・ご想像にお任せします)


家族の気持ちをくみ取りながら、リハビリに反映させて結果を出すのが、生活期リハビリの醍醐味になっていきます。
家族との信頼性が、利用者さんの将来を決めると思います。


だからこそ、慎重に家族とやり取りをしていく必要性があると思います。


それでは。
以上です。

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