訪問の言語聴覚士が摂食・嚥下障害のリハビリをざっくり書く

訪問STの仕事ってこんな感じ

こんにちは。


今回は、訪問の言語聴覚士が行う失語症のリハビリをざっくり書くの嚥下障害バージョンをざっくり書いていきますね。


言語聴覚士が在宅で嚥下障害の方とどんな事をしているのか…
訪問未経験だと気になるよね~。

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訪問STと接触・嚥下障害

う~ん…。
在宅の摂食・嚥下障害の方ってどんな感じなのかって言うと、


ざっくり分けると、

①病院を退院して家で嚥下障害のリハビリを続けていく
②加齢に伴って摂食・嚥下機能が低下してリハビリが必要になった

かな。

病院を退院して家で嚥下障害のリハビリを続けていくパターン

この場合は、
主に家族がメインで利用者さんを介護していく事が多いんですね。
私調べですが(笑)


家族の負担を減らすために、
食事形態を検討したり、
ベッドや車いす乗車のまま食事をする時の調整や注意事項を
家族の人と一緒に行ったりヘルパーさんと一緒に行ったり…と


病院を退院する時に、
ある程度家族には嚥下障害の注意事項がいきわたると思うんですが、


そうは言っても、
数回の説明で理解して守っている家族もいれば、
家という環境が変わってから、
病院に言われた事をアレンジしてしまう(笑)家族もいるわけで。


病院で行ってきた事を訪問でもそのまま引継ぎつつ、
病院では甲できたけど、
在宅では厳しいな~と思う個所を訪問で調整していく感じかな。


言語聴覚士なのに、
言語化が難しいなあ(笑)


例えば、
病院だと細かく食事形態が変えられても、
家だとフードプロセッサーで細かく刻んでの調理が大変とか、
市販の嚥下食ばかりだとお金が~とかそんな事があるから、
家族と同じ物を食べさせても大丈夫かどうかとか。


病院だと、
麺類やお餅やパンが詰まる原因にもなるから禁食になっていても、
お餅はともかく、
他の食材って結構家で食べちゃうんですよね(笑)


分かるよ~!
家にあれば食べたくなるのが人間だもの!


バリバリ誤嚥繰り返している利用者さんでも、
がっつり菓子パン食べてるんだもん(笑)


笑い事じゃないけど、
結構現実ってそんなもんよ。


だから家ではどこまでOKにするかを
訪問の看護師さんと一緒に決めたりと
利用者さんと家族の両方の食事のフラストレーションをなるべく減らしていくのが
重要になって来るかな。

摂食・嚥下障害のリハビリ

リハビリ自体はどんな事をしているのかというと、
家にある食材を家族に用意してもらって食べてもらう。


で、
この食形態は大丈夫かどうかをチェックします。


後は嚥下体操とかよくあるやつを続けて行っているか
そもそも体操を忘れていないかとか
チェックしていきますね。


がっつり摂食嚥下リハビリをするというよりは、
主に食事形態の確認がメインだったかな~。


本当に嚥下障害最重度の利用者さんの時は
リラクゼーションとか口腔マッサージもやっていたけど…。


ごく一部の利用者さんを覗けば、
ほとんどが食事形態の確認でしたね。
あくまでも私の経験ですが。


あー!
ざっくり書くといいながらも、
②の「加齢に伴って摂食・嚥下機能が低下してリハビリが必要になった」
まで書けなかった!


この②はまた色々とチェックしないといけない事があるんですが…。
これは次回に続きます!→訪問STが在宅で嚥下障害のリハビリでどんな事をしているのかざっくり書く2


おしまい。

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