生活期STってどういう人とリハビリするの?

ST関係

こんにちは。
ながとです。


生活期の仕事をしていると、病院STさんからこんな質問が飛んできます。
「生活期って、どんな人のリハビリをしているの?」


確かに病院勤務のみだと、通所や訪問・入所ではどんな方とリハビリをしているかイメージはしにくいなと思います。
私も就職するまでは、生活期のSTがどんな方とリハビリをするなんてイメージできませんでした。


今回は、生活期での、STリハビリ対応の利用者さんが、どれくらいなのかお話して行こうかなと思います。

通所の場合は・・・?

通所リハビリで仕事をしていた時の話です。
多かったのは「失語症の方」が圧倒的に多かったです。


回復期病院を退院した後に通所リハビリを利用する方がほとんどでした。
しかも通所STリハビリの中で1番長い人では、なんと10年通っていた方もいました。

おや?と思った方もいるかもしれません。

通所リハビリで10年通うって、通所リハビリの考えから外れているんです。
通所リハビリがゴールではなくて、その次のステップを踏まなきゃいけないのです。

ケアマネージャーさんと連携とって、苦戦しながらも本人が納得した上で、10年通っていた方は無事に卒業して行きました。

構音障害と嚥下障害は大体ほぼ一緒の人数でいました。
(私の職場が特殊だったのか、失語症の方が圧倒的に多かったです)


嚥下障害では、脳梗塞脳卒中の後遺症の嚥下障害よりも、加齢による嚥下機能の低下の方が多く、介護スタッフの方やナースさんからちょっと見て欲しいと言う、単発での評価で入った場合が多かったです。


認知症の方や、病気の影響での認知機能の低下の方も何人かいらっしゃいました。
その方々は、STよりもOTさんがメインで入っていた時が多かったです。

入所の場合は・・・

入所リハビリの場合は、やっぱり多かったのは失語症の方でした。
構音障害の方もいましたが、比較的軽度の方が多かった印象がありますね。


あとは嚥下障害の方です。
嚥下障害は、通所の方々よりも入所の方が加齢による嚥下機能の低下の方々が多かったです。

自宅から通いと施設入所では、何か差が出てくるのでしょうか・・・。

加齢による嚥下機能の低下の方がやっぱり多かったゆえに、リハビリでよくしてくださいという声もありました。


しかし1人職場ゆえに、一人では対応しきれない部分もあったので、嚥下機能に対する自主練習や介護職員さん達がやってる口腔体操をしっかりやっていくという支援メインで介入していたことが多かったです。

訪問の場合は・・・

訪問リハビリテーションからのリハビリオーダーの場合は、失語症の方が多いです。
構音障害も嚥下障害もいますが、失語症の方が多いです。


また、自宅で生活しているパーキンソン病などの神経難病の方が多いです。
神経難病の方は、医療保険を使用して訪問リハビリを行っている方が多く、医療保険の場合は、構音障害や嚥下障害の方が多いです。


私の現在の職場は大きな事業所で、訪問リハビリテーションの他に、訪問看護ステーション(以下訪看)が併設されています。
訪問看護ステーションからのリハビリオーダーがあります。


訪看リハビリを行っている人は、嚥下障害が多いです。
訪看は、ケアや医療的措置を必要とする方が多い為、パーキンソン病などの神経難病が圧倒的に多いです。
訪看からの失語症リハビリは1名程しかいません。

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私以外の生活期STさんからは・・・

私以外の生活期STさんからも、参考として割合を聞く機会がありました。


その時は、失語症の方もいると話はありましたが、嚥下障害の方が多いという意見がありました。
失語症・嚥下障害を見ている方が多く、構音障害は少ないという話もありました。
自分が住んでいる地域や依頼を持ってくるケアマネさんによっても違うかもしれません。

まとめ。

私がいた前の職場も今の職場もそうですが、やはり回復期を終えた失語症の方が圧倒的に多いなっていう印象があります。


嚥下障害の場合も回復期から在宅に帰るに当たって、まだ食事形態が安定していない方に関しては介入する場合もあります。
しかし、最初からSTリハビリで依頼が来るよりも、生活をしていく内に必要になってきて、嚥下リハビリを希望される方が多いなと思います。


構音障害も嚥下障害と同じ感じがします。
構音障害も、最初からSTリハビリの依頼はなく、自宅で生活していく中で必要性を感じて「追加」という形で介入するケースが多いです。


自宅(もしくは施設)で生活をしていく上で、利用者さんや家族の為に、STが出来る支援は何だろう・どうしていこう・・・と考えます。
それは、失語症・構音障害・嚥下障害、どの障害だったとしてもみんな一緒です。


散々色々な記事にも書いてありますが、ケアマネさんや他の事業所の関係者達に、どれだけ情報を共有しているかがものすごく大切になってくるのではないでしょうか。


関係者同士で情報を共有する事で、具体的なケアプランが出来上がります。
そうする事で、利用者さんにとって最高のS支援が出来るのではないかなと思います。

それでは。
以上です。

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