家族とのやり取りで気を付ける事をつらつら書くよ【訪問ST】

訪問STの仕事ってこんな感じ

こんにちは。


訪問の仕事をしていると、
利用者さんだけでなくその家族とのやり取りが多くなっていきます。


訪問リハビリは、
家族の協力なくして成立しないんじゃないかなと
思っているんです。


そこで大切になってくるのが、
家族との関係性なんですよ。


まあこれが難しい(笑)


今後訪問STとして働いていく中でね、
訪問リハビリの今後を左右する家族とのやり取り・関係性の中で、
気を付けた方がいいよ!って事が

①家族の苦労を十二分に理解する事(理解だけでいいよ)
②どうしてもリハビリの方向性を伝えたい時はケアマネさんを使う事



っていうのが私が訪問STをしていて感じた事なんだけど、
その理由を今からつれづれなるままに書いていきます。


今後訪問で働こうと考えているなら
知っていてもいいかな~。
と思います!キリ!

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訪問STを使っている利用者さんの家族とのやり取りで気を付けるべき点

在宅生活の場合、
セラピストと一緒にいる時間よりも、
家族と一緒に過ごす時間の方が長くなっていきます。


そりゃそうだ。
家族だもん。


家族はセラピストやナース・ヘルパーよりも、
当たり前ですが利用者さんの事をよく知っています。


その当たり前が、
リハビリを重ねていくとどうしても抜けてしまう事がある。
世知辛い世の中…( ;∀;)


んでね、
利用者さん本人については、
家族でしか知らない事や家族でしか味わっていない苦労があるんです。

①家族の苦労を理解した上で話をしていく

訪問リハビリを利用している方々の中には、
訪問ヘルパーさんや訪問看護・通所サービスを利用している方も多いです。


しかしながらね、
世の中にはリハビリ以外の介護サービスを利用せず、
家族が懇親的に介護する家も多くあります。


凄いと思う。
私にもやれって言われたら無理かもしんない。


プロにお金払ってやってもらうわ。
っていつも思っちゃう。


でね、
そういった家っていうのは、
その家族流の介護の仕方っていうのが存在するんです。


自己流じゃあ…って思ってしまうのも無理はないんだけど、
その方法が正しくても間違っていても、
家族は自分たちに合ったやり方で介護にあたっている事がほとんどです。


(やられている側にそこまで影響がなければね・・・いいんや)

訪問リハビリも同じで、
家族流のリハビリを行っている事も少なくありません。


病院を退院したばかりは、
病院に言われたように行っていた自主練習も、
いつの間にか自己流に変わっているというのはあるあるよ。


その時にね、
気を付けた方がいいのが、
家族が行ってる事・苦労を否定しない事


これが意外と難しいんだ!!
実際家族と会話すると、
無意識に家族の意見を否定してしまう事もある。


利用者さんの家族とリハビリについて話をする時は、
介護の背景を考えながら、
慎重に言葉を選んで話していく必要があるんですね…。


難しい!


自分が話した内容が、
今後家族にどういった影響を与えるのかを考えながら
頭フル回転させながら話すって!!

②家族に間違っている事を伝える時は、ケアマネさん経由で言う

上記で書いた話は、
家族の苦労を否定しない事!


状況を理解したうえで、
今後のリハビリやリハビリ内容の話を進めていくといいよ~的な話でした。


だけどね!!
家族が利用者さんに、
「これだけはやったらあかん!!」的な間違った事をしている場合は、
セラピストや周りが「間違っている」と伝える事もあるんです。


ここの線引きが本当に難しい。
(私だけかな?)


リハビリや介護に関して、
細かく間違いを指摘しなくてもいいんだけどね…。
(利用者さんに害がなければね)


その時に私が心がけている事は、
感情的にならないように話す事です。


淡々と分かりやすく間違っている事を話します。


あ~むず。
感情論で生きている私には本当に難しいわ。


例えば、
嚥下障害の利用者さんで、
食事の形が合っておらずに
家族がどんどん普通の食事を出していこうといていた場合


利用者さんの嚥下機能を、
家族がどこまで分かっているかを再確認しながら、
話していきます。


その後に、
今の食事の形では、
利用者さんの飲み込みに負担がかかっていると
慎重に慎重に話していきます。


食事形態を変更が可能かどうかの提案と代替案を出していきます。


もちろんこれで納得する家族もいれば、
納得しない家族もいます。


様々な利用者さんがいるのと同じように、
家族も様々です。


どうしても納得しない家族の場合は、
セラピストから説明するのではなく、
ケアマネージャーさんの力を借りて言ってもらう事もあります。


利用者さんの為になるのなら、
現場の中では上の立場にいるケアマネさんから言ってもらう事も一つの手段です。
(主治医から言ってもらえたらもっと最高!)


普段からの利用者さんの情報共有は必須な!
利用者さんに関する細かい情報共有を、
普段から行っている事が前提として、
家族に提案をしていく際にケアマネさんから言ってもらいやすくなります。

まとめ

今回は、
家族とのやり取りで気を付けた方がいい話でした。


訪問STの仕事は、
家族とのやり取りが本当に頻回です。


家族が見ている中一緒にリハビリを進めていく事が多いので、
家族と利用者さんのリハビリについての話が多くなります。


家族の方は利用者さんに、
「良くなってほしい」
「ずっと仲良く暮らしていきたい」
と考える方が多いです。


家族の気持ちをくみ取りながら、
リハビリに反映させて結果を出すのが、
訪問リハビリの醍醐味になってくるかな~と。


訪問STに興味が湧いてきたら
こんな話も書いているのでよければどぞ~→言語聴覚士が何年働けば訪問リハビリに行けるのかを語る。

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