訪問リハビリテーションと訪問看護ステーションの違いと共通点

訪問リハビリの仕事

こんにちは。
ながとです。

「訪問看護(リハビリ)ステーション」と「訪問リハビリテーション」ってよく聞くと思います。
訪問の仕事をしているセラピストは、この2つの事業所に所属している方がほとんどだと思います。

ところで、この2つの事業所って何が違うかご存知ですか?
「ステーション」と「テーション」の違いだけではありません。

今回は、この2つの事業所の違いを話していきますね。

訪問リハビリテーションと訪問看護ステーションの違いと共通点

「訪問リハビリ」に関係する事業所は、主に「訪問看護ステーション」「訪問リハビリテーション」だと思います。
この2つの事業所は一見似ているようで、実は全く違うんですね。

スポンサーリンク

訪問看護ステーションのリハビリは〇〇〇同伴?

訪問看護ステーションは、元々は看護師が自宅で生活をしている利用者さんに対して、医療的措置(吸引や胃ろう管理等)やケアを行うことを目的としています。
訪問看護の中には、訪問リハビリ業務も含まれています。
しかしリハビリ業務に関しては看護師だけでなく、リハビリ職であるPT・OT・ST が、必要に応じて介入していきます。


ここで大切なポイントがあります。
訪問看護ステーションの目的は、在宅看護が中心です。
訪問看護ステーションと謳っている割には、リハビリ職のみしか機能していなかったらおかしい事になります。


多くの事業所は、リハビリ中心の利用者さんに対しても、月に一回以上は看護師が家に伺って、バイタル測定したり状態の確認を行っています。
セラピストだけがリハビリに行く・・・だけでなく、看護師が同伴して家に伺う事業所もあります。

訪問リハビリテーションに看護師はいない?

訪問リハビリテーションの場合は、リハビリ職だけで業務が成り立ちます。
しかし、看護師がいない分、医療的措置が必要な利用者さんの自宅に行く事ももちろんあります。
その場合は、訪問看護ステーションの看護師さんと連絡を取り合う必要があります。


スポンサーリンク

2つの事業所の違いはまだあるぞ!

2つの事業所は、看護師がいるかいないかだけではありません。
訪問リハビリテーションの主な違いは以下の表にまとめてみました。

運営

訪問看護ステーションは、公益法人株式会社が設立する事が出来ます。
一方で訪問リハビリテーションは、医療法人でないといけません。
なので母体は、病院若しくは介護老人保健施設になります。

対象の利用者さん

訪問の対象者もやっぱり変わってきます。
訪問看護ステーションの場合は、看護ケアが必要となってくる在宅で暮らす重度の利用者さんがメインで関わっていきます。
介護保険は、65歳以上の高齢者や40歳~64歳までの特定疾病の利用者さんが対象になります。
医療保険は、介護保険対象外の若い方で、どうしても在宅でのリハビリやケアが必要な方が対象になります。
つまり訪問看護ステーションの場合は、医療保険と介護保険どちらも対象になって来ます。

訪問リハビリテーションの場合は、主に介護保険対象の方はメインになって来ます。
医療保険の方は出来ない・・・わけではありませんが、きちんとした理由付けが必要になって来ます。

加算

訪問リハビリを行う際に、加算を算定する事が出来ます。
訪問看護ステーションのリハビリも訪問リハビリテーションのリハビリも、基本的なリハビリ加算は1単位20分で302単位です。

表を見ると分かるのですが、訪問リハビリテーションの場合は、そこに社会参加支援加算リハビリテーションマネジメント加算Ⅰ・Ⅱ体制加算を別途算定する事が出来ます。
なので、収益で考えると訪問リハビリテーションの方が少し高くなっています。

指示書の期限

訪問リハビリを受けるには、必ず主治医からの指示書が必要になっていきます。
訪問リハビリテーションの場合は、3ヶ月毎に主治医から指示書の更新をします。
そして利用者さんの病院受診・在宅往診時に、主治医による指示書を作成してもらわないと、訪問リハビリを継続的に受けることが出来なくなります。

訪問看護ステーションのリハビリの場合は、6カ月に1度の更新です。
指示書に関しては、訪問看護ステーションの方が緩めに設定はされています。

まとめ

今回は、訪問看護ステーションのリハビリと、訪問リハビリテーションの違いについてでした。
2つの事業所は似ていますが、制度上少し違う面もあります。

しかし、「在宅で生活をする利用者さん1人1人に合わせたリハビリを提供する」
これは訪問看護ステーションであれ訪問リハビリテーションであれ、事業所が違ってもこの考え方は変りません。

どの事業所を利用しても、そこに住む地域で安心安全に生活できる。
そのようなリハビリ内容を提供する必要性があるのではないでしょうか。


以上です。

スポンサーリンク

コメント