訪問リハビリと訪問看護ステーションのサービス併用は出来る?

介護保険について

こんにちは。
ながとです。


訪問サービスの中で、一番お世話になるのは「訪問看護ステーション」です。
実際に、私の担当する利用者さんの半分以上は訪問看護ステーションにおいてケアのサービスを利用しています。


今回は似ていそうで似ていない、訪問看護ステーションと訪問リハビリテーションの併用についてお話しします。


訪問看護ステーションからのリハビリと訪問リハビリテーションの違いって何だろう・・・の場合は訪問リハビリテーションと訪問看護ステーションの違いと共通点をどうぞ

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訪問リハビリと訪問看護の併用は出来る?

「介護保険」上では、訪問看護のケアでのサービスと訪問リハビリの併用は出来ます。


訪問看護の時間と訪問リハビリの時間が被らなければ大丈夫です。

【例】
介護度4の女性 失語症と片麻痺あり。
日中は車椅子での生活を行っており、臀部(お尻)に褥瘡が出来たのでそのケアを目的に訪問看護サービスを開始。
また、失語症もある為、同居しているお嫁さんとコミュニケーションが取れる事を目的に訪問STも同時に開始。

この場合は、介護度4なので介護保険対象ですね。


この利用者さんの家族が、もしも同じ1日の中でサービスを使用したいと希望した場合は、午前の10時から11時までは訪問看護のサービス、午後の1時から40分は訪問リハビリという形でサービスを同日併用する事が出来ます。


(他にも時間が被らなければどの時間でもOK)


但し、これは「介護保険」の場合になります。


介護保険と対の存在である医療保険では、少し条件が変わってきます。


というもの、介護保険の場合は、ケアマネさんが作る「ケアプラン」に訪問看護・訪問リハビリのプランがしっかりと記載されていれば、時間が被らなければOKですが医療保険は、そうじゃないのです。


利用者さんが医療保険を使うのか、介護保険を使うのかで訪問リハビリと訪問看護の併用できるかが変わってきます。


医療保険と介護保険についてはこっちも読んでみてください→介護保険と医療保険のリハビリの併用は出来る?出来ない?

訪問リハビリと訪問看護の併用で医療保険の場合はどうなの?

医療保険の場合は、

①同日の併用が出来る場合
②同日の併用は出来ないが同月の併用が出来る場合

の2パターンがあり、このパターンは所属する機関の事業所によって変わってきます。
以下まとめました。

医療機関での訪問看護と医療機関の訪問リハビリ

【同一月に併用可能かどうか】

全てにおいて併用可能



【同一日に併用可能かどうか】

同一の医療機関、特別の関係にある場合は不可

単独での訪問看護と医療機関の訪問リハビリ

【同一月に併用可能かどうか】

・厚生省が定める特定疾患
・厚生省が定める状態に該当する場合
・病院退院後1か月以内の利用者さん
の場合は併用可能



【同一日に併用可能かどうか】

・病院退院後1か月以内の利用者さん
・緩和ケア・褥瘡ケアの専門研修を修了した看護師と共同で行う場合
は併用可能

単独での訪問看護と訪問看護ステーションからのリハビリ

【同一月に併用可能かどうか】

・厚生省が定める特定疾患
・厚生省が定める状態に該当する場合
・緩和ケア・褥瘡ケアの専門研修を修了した看護師と共同で行う場合
は併用可能



【同一日に併用可能かどうか】

・緩和ケア・褥瘡ケアの専門研修を修了した看護師と共同で行う場合
・緊急訪問看護加算を算定する場合
は併用可能



厚生省が定める特定疾患は、こちらを参考にしてください。

※ちなみに特別の関係とは?
「特別の関係」とは、同一法人のほか、開設者や代表者が同一、あるいは親族関係にある場合などが該当します。

医療保険を利用する場合は、特定疾患の場合や緊急性が高い利用者さんにおいて併用が可能です。
同月の併用は、そこまで複雑ではないのですが、同日利用に関しては緊急性が高い利用者さんが対象ですね。

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訪問看護で2か所以上の事業所は使える?使えない?

訪問看護の話が出てきたので、ほんの少しそれるけど、複数の訪問看護の事業所が利用できるかどうかの話もしますね。


介護保険を利用している場合は、複数の訪問看護ステーションの利用制限は設けていません。
(とはいいますが、複数利用OKとなっていても、各サービス担当者との連携を図る為にも、多くて1~2か所がベストだったりします)


しかし医療保険の場合は、1人の利用者さんにつき原則1か所なのです。
で、1日1回で週3回までしか利用出来ません。


利用者さんによっては介護保険の方がいい時もありますが、厚生省が定める特定疾患や、特別訪問看護指示期間の場合は2か所以上の訪問看護ステーションの利用が認められています。


ただし、2か所の訪問看護ステーションでの同一日利用は禁止となっています。

【例】
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の利用者さん。
主治医より同一の訪問看護事業所内のケアとリハビリの他に、もう1回所の訪問看護からのケアが必要だと判断されました。

この場合「ALS」は、厚生省が定める特定疾患の1つなので、複数の訪問看護ステーションの利用がOKとなります。

訪問リハビリと訪問看護の併用 まとめ

今回は、訪問リハビリと訪問看護の併用についての話でした。
同じ訪問サービスでも、「介護保険」と「医療保険」をどちらか利用するかによって、サービスの関わり方が変わってきます。


でも、全く併用できないわけではありません。
利用者さんにとって最善な併用が出来ればいいと、私は思っています♪


他のサービスと訪問リハビリの併用については、訪問リハビリ+他の介護保険サービス 併用出来るかどうかのまとめをどうぞ☆


それでは。
以上です。

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