要支援と要介護の種類

介護保険について

こんにちは。
ながとです。


生活期では馴染みが深い「要支援」「要介護」ですが、介護度が大きければ大きいほど使用できる額が変わってきます。
今回は、介護保険を学ぶ上で必要な「要支援」「要介護」にスポットを当ててみたいと思います。

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要支援と要介護

回復期病院(リハビリテーションを重点的に行う病院)を退院したAさんという方がいたと仮定します。
Aさんは退院後どんなサービスを利用するのでしょうか。
沢山の方法があります。
施設入所の場合は

・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム
・有料老人ホーム
・サービス付き高齢者住宅
・療養型病院(医療保険)等

在宅生活を行う場合は

・通所リハビリ
・訪問介護・看護・リハビリ
・デイサービス
・外来リハビリ(医療保険)等

のサービスや施設が思いつきますね。

今回は、介護保険についてです。
医療保険を使用しての外来リハビリは別の機会にお話ししようかなと思います。



Aさんは、介護保険を用して訪問か通所リハビリに励もうとします。
ここで、介護保険をよくわからない場合はこう考えるかもしれません。


「介護保険を使用すれば、好きなサービスを利用できる」と。
訪問看護・介護にリハビリもあれば、通所リハビリもあります。
お風呂も入りたいから訪問入浴なんかも頼んでみようか・・・なんて事も考えるかもしれません。


ここで出てくるのが、「要支援」と「要介護」です。
介護保険は無制限に使い放題ではありません。
「介護度」によってサービスに使用できる限度額が異なってきます。
そうなってくると、Aさんの介護度によって、希望するサービスが使えない可能性が出てきます。

介護度の種類と利用できるサービス

そもそも、介護度の種類はどうなっているのでしょうか?


今現在は、大きく分けて「要支援」と「要介護」の2つに分けられます。
「要支援」は健常者と要介護の間の存在です。
「要介護」は要支援よりも重く、多くの介護サービスを利用する事が出来ます。
この「要支援」「要介護」にも段階があります。

要支援の場合

要支援は「1」と「2」に分かれます。
要支援2の方は要介護1に近い存在です。


要支援1・2は基本的な生活動作(更衣・入浴・排泄・食事など)はほぼ一人で行えます。
要支援の場合は、要介護(重くならないよう)にならないような支援が必要とされています。

要支援者が利用できるサービス

要支援者が利用できるサービスは、訪問・通所サービスのみとなっています。
なので、上記の施設入所サービスは利用する事は出来ません。

要介護の場合

要介護の場合は、1~5までに区分されます。
要介護1の場合は、食事や排せつは自力で可能ですが、一部介助を必要とされています。
介護度2の場合は、日常生活動作に一部介助が必要とされています。
介護度3の場合は、一人で立ち上がれず、全面的に介助が必要になってきます。
介護度4の場合は、日常生活を送る能力が低下、全面的な介助が必要です。
そして介護度5の場合は、全介助でないと生活は出来ず、意思疎通もできないとされています。


介護度の数字が大きければ大きいほど、日常生活を一人で送る事は困難で、全面的な介助が必要になっていく事が分かります。

要介護者が利用できるサービス

要介護者の場合は、施設入所サービス・訪問・通所サービスの両方を利用する事が出来ます。
ですが、介護度によって利用できないサービスがあります。


2015年の介護保険改定でも(一部)騒がれました。
特別養護老人ホームの入所制限です。
2015年以前は、要介護1~5までの方が順番に入れましたが、2015年以降は、要介護度3以上でないと入所できなくなりました。
介護度1・2の人は、在宅でのサービスを利用するか他の施設サービスを利用せざる負えなくなりました。

退院後の要介護度1・2の人全員が、在宅に戻れるかといったらそうでもないのが現実です。
年金や預金があまりない、在宅にも事情があって戻れない要介護度1・2の人はどうするのか。
退院後の中間施設である、介護老人保健施設に居ざる負えないのですよね・・・。


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まとめ

今回は、ど基礎である「要支援」と「要介護」についてお話ししました。
2017年現在は、「要支援」の枠がまだあります。


しかし、来年の改定でもしかしたら、要支援がなくなる・・・という話があります。
来年以降の介護保険はどうなるか(ある程度は予想していますが)、今後の介護保険の流れはSTも把握していた方がいいと思います。


要支援・要介護の認定の流れや具体的なサービスの話は、今回載せませんでした。
次回お話していこうかなと思います。


それでは以上です。

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