こんにちは。
ながとです。
突然、親が倒れて入院・その後退院後に、親の介護が必要になった時に真っ先に介護保険の申請をすると思います。
そんな介護保険の申請が一段落したでしょうか?
もしもまだ介護保険申請していない!という場合はこちらの記事を参考にして下ださい。>
ひと段落したとしたら、大変でしたよね?お疲れ様です。
さて、介護保険の申請が通り、担当のケアマネさんが決まったらいよいよ介護保険のサービスを利用する事が出来ます。
ケアマネさんが決まってない場合はこちらの記事を参考にして下さい。
しかし、介護保険のサービスはあなたが思っている以上に沢山ありますし、「何の目的」で介護サービスを利用するのかを明確にしないと、折角のサービスも不必要なものとなって、利用する当事者や家族にも混乱を招くなんて事があります。
今回は、「介護度1」の方を対象にした介護サービスの種類について話していきます。
目次(読みたい項目に飛ぶ事も出来ます)
介護度1で受けられるサービスは何があるの?
家族が、無事に病院の退院して、自分の住み慣れた家に戻ってきた。
そして、これから介護サービスを利用してもらおうと考えていますよね。
家に帰ってきた後に利用する事が出来る、主な介護サービスはこちらになります。
①通所リハビリ(デイケア)
②通所介護(デイサービス)
【訪問サービス】
①訪問リハビリ
②訪問介護
③訪問看護
④訪問入浴介護
【短期入所サービス】
①短期入所(ショートステイ)
介護度1で受けられるサービスはこれです!・・・と言えるサービスは、実はないんですよね。
「え!介護1だとサービス受けられないの!?」という意味ではありません。
介護度1でもサービスは十分に利用する事は可能です。
介護サービスは、その人によって変わってきます。
例えば・・・
この場合は訪問ヘルパーが考えられますね。
または、シルバーカーや歩行器といった福祉用具のレンタルも考えられます。
回復期病院を退院したけど、まだ足の動きが良くなくて、自宅の階段の上り下りが出来ないから自宅でリハビリをしたい
この場合でしたら、①訪問による身体リハビリ、②デイケアによる身体リハビリが考えられますね。
と言うように、サービスを利用する方1人1人目的は変ってきますよね。
サービスを利用する方の目的に合わせて、ケアマネさんとプランを決めていきます。
なので、1章の冒頭に書いた「介護度1で受けられるサービスはこれです!・・・と言えるサービスは、実はないんですよね」というのはこういう事なんですね。
さて、訪問ヘルパーさんを利用する場合やリハビリを利用する場合は、
②「1回何分の利用になるのか」
を決めていきます。
が、ここが大切なのですが、介護度によって給付額が変わって来ます。
介護度1でのサービス料金はどれくらいかかる?
前の章で、「介護度によって給付額が変わって来ます」と言いました。
介護度1の場合は、要介護の中で(当たり前ですが)一番低い給付額です。
介護度1の給付額は、1割負担の場合だと月額16,692円です。
この金額を利用して、上手くケアマネさんがサービスを組み込んでくれます。
私が担当してきた介護度1の利用者さんのプランは、経験上ですが朝から晩までサービスを入れている方はいません。
70代男性、独居(一人暮らし)。
この場合ですと、週5回のデイサービス(6時間利用)と訪問ヘルパー(30分未満)で約1万5千円利用する事が出来ます。
介護度1は思っている以上にサービスは利用できません。
しかし安易にサービスを沢山入れるのではなく、本当に必要なサービスで日々の生活を補いながら、ご自身の力で生活を送る事が必要だと私は思いますね。
まとめ
今回は、介護保険申請後の介護度1の場合のサービスについてでした。
家に帰ってから利用できるサービスは沢山ありますが、介護度1の場合は、要介護の中でも一番軽いです。
(介護度1の方全員が軽い訳ではないですよ)
なので利用できるサービスも、金額によっては制限が出てしまいます。
しかし、私は安易に沢山のサービスを利用するのではなく、どうしてこのサービスを使用するのか明確な「目的」を持ってサービスを利用して欲しいです。
それが本来のサービスの使い方かな~なんて思います。
それでは。
以上です。
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