リハビリってどんな職業だろう?PT・OT・STってなんだ!

ST関係

こんにちは。
ながとです。

最近本屋さんに行くと、リハビリ職の進学関連の本がよく並んでいるのを見かけます。
私の周りのSTさんも、高校の時に言語聴覚士を知って、学校に進学したという話をよく聞きます。

折角なので、今回は言語聴覚士で働いている私から見た、リハビリ職の実際を話していこうかなと思います。

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リハビリって何だろう

医療関係の本を見ると、必ずと言っていいほど「リハビリ」というキーワードを見かけると思います。

そもそもリハビリって何だろうと思いますよね。
何となく雰囲気は分かるけれども、ピーンと来ないですよね。

例えば、あなたがスポーツをしていて、肩を痛めたとします。
私もスポーツしていて、肩を壊してしまった事がありましたが、その時病院に行きますよね。

で、病院に行って診てもらった時に肩が上手く上がらない、スポーツが出来ないと訴えると、「肩のリハビリもしていきましょうか」と言われる事があります。
その時に専門家があなたの肩を診て、肩が上がって生活やスポーツがまた出来るようにと、計画を建てて、あなたに最適なアプローチをしていきます。

これが、「スポーツが出来るように、あなたの肩に対するリハビリ」をするという事になります。


勘違いをしないで欲しいのが、リハビリをする事が目的ではありません。
また貴方がスポーツが出来るようになる事を目的に、リハビリを行っていきます。

・リハビリテーション(英語: rehabilitation)とは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程

・リハビリテーションは病気や外傷が原因で心・身の機能と構造の障害と生活上の支障が生じたときに、個人とその人が生活する環境を対象に、多数専門職種が連携して問題の解決を支援する総合的アプローチの総体をいう。

医療とその関係分野の専門職が行うリハビリテーションを医学的リハビリテーションと呼ぶが、教育分野、職業分野、社会福祉分野で行われるアプローチも医学的リハビリテーション以上に重要である。
Wikipediaより引用

Wikipediaにも書いてあるように、リハビリは心身の機能に障害と生活に支障が生じた際に、適したアプローチをかけていき、障害があっても生活が送れるようにと、1人1人に支援をしていく職業になのです。

理学療法士、作業療法士って何だろう

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は、医療・介護関係者から「リハビリ御三家」と言われています(笑)
でも本当にその通りで、病院のリハビリ科はこの3種の職業で成り立っています。

では、ここで各リハビリ職がどんな仕事をしているのかお話ししていきますね。

ちなみに、リハビリ職は、病院や介護施設、訪問リハビリといった医療・介護機関や、一般企業(民間のトレーニングジムなど)で活動しています。


仕事の内容は勤務先によって変わってきますので、今回は一番勤務先として身近な「病院」を例に話していきます。

理学療法士(PT)のお仕事とは?

理学療法士は、病院や施設・医療介護関係者からは「PT」「PTさん」と呼ばれています。
(ここからはPTと言っていきますね)

PTの仕事は、入院してきた患者さんの体の「運動機能」に対してアプローチしていきます。
運動機能って何だろうと思いましたね。

例えば

①骨折の手術後に歩きにくくなった
②病気の後遺症でバランスが崩れやすくなって転倒しやすくなった
③トイレの便器や車椅子に座る時の姿勢が崩れてしまった

など・・・
体の動きに対してアプローチをかけていきます。
体の動きに関する分野に端しては、PTさんの右に出るものはいないと思っています。

子どもや働き盛りの世代、高齢者の方など、体の運動機能に関して困っている方を中心に関わっていきます。

作業療法士(OT)のお仕事とは?

作業療法士は、病院や施設・医療介護関係者からは「OT」「OTさん」と呼ばれています。
(ここからはOTと言っていきますね)

OTの仕事は、入院してきた患者さんの「作業」「手指の動き」を中心にアプローチをしていきます。
「作業」「手指」について、詳しく話していきますね。

例えば、

①病気の後遺症で好きだった手芸が出来なくなった(細かい作業が出来なくなった)
②スプーンや箸が持てなくなった・持ちづらくなった
③洋服のボタンが閉めにくくなって、お気に入りのブラウスが着れなくなった

など・・・
細かい作業や(この記事を作成している時も細かい指の動きが必要ですよね)動作に対してアプローチをかけていきます。
特にOTの強みは、患者s難1人1人に合わせた「自助具」を作成する事です。

どうしても、病前のように指が動かせない場合は、自助具で補います。
生活がしやすくなるように、OTが自助具を作ります。


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言語聴覚士(ST)のお仕事とは?現職から見たSTの世界

最後にSTの説明ですが、現職の立場から、すこーし長くお話ししますね。

PT・OTの次に来るのが、言語聴覚士(ST)です。
P・O・Sと順番的にも言いやすいのか、STは最後に呼ばれますね(笑)

病院や施設では「ST」「STさん」と呼ばれています。
STの仕事内容は、目に見えない「コミュニケーション」と生きていくのに必要な「食べる事」に関してアプローチをかけていきます。

例えば、

①病気の後遺症で言葉が出てこない・出にくくなって、家族と話す口数が減ってしまった
②呂律が回りにくくなって、家族が何度も聞き返すようになった
③食べ物が噛みづらくなった・飲み込みづらくなって、食べ物の趣向が変わってしまった

等に対して、アプローチをしていきます。

目に見えない障害に対してアプローチをしていくので、患者さんや家族との細かなやり取りが大切になっていきます。

しかし、日常生活で話さない事・食べない事なんてないと思います。
毎日を過ごしていく中で、話す事の重要性は測りしれませんよね。

他にも

①声を出しすぎてしまって声帯を痛めてしまって・・・声がガラガラ
②どもりがあって、電話や人前でうまくお話が出来ない

と言った方にもアプローチをしていきます。
声が出にくい事も、どもりがある事も根本的には「コミュニケーションに対して」のアプローチしていかないといけないですよね。
それもSTの仕事です。

病気の後遺症で障害を抱えるようになった方(後天性)以外にもアプローチをかけていく必要性がある方がいます。
先天的に脳の障害により知的機能に遅れが出たり、発達に遅れが出る子ども達です。

小さい時から、療育を行っていく事で、障害を抱えながらも仕事に就ける事が可能になっていきます。
(もちろん、障害の重さや環境に左右されるので、全員が全員そうなるとは・・・言い切れない現実があります。ごめんなさい)

そういった「人生」を、支えるのもSTの仕事です。
(もちろん、PT・OTの仕事も「人の人生」を支えていく仕事です)

また、言語「聴覚」士と名前なのに気付きましたか?

言葉に関するアプローチだけでなく、聴覚に関するアプローチもしていきます。
生まれつき耳が聞こえない赤ちゃん、病気の影響で耳が聞こえにくくなった働き盛りの大人や、加齢による聴力が低下した高齢者の方にあったアプローチをしていきます。

今回は簡単にまとめましたが、まだまだSTの魅力は沢山あります。
また、違う機会に話していきますね。

まとめ

今回は、リハビリ職についてと、リハビリ御三家のPT・OT・STについてのお話でした。
医療職の中でも「リハビリテーション」に特化した職業ですが、とても奥が深いです。

また他の所でもっと深くお話ししていきますね。

それでは。
以上です。

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